メッセージ

2021.6.4

「パイを奪い合うのではなくパイを広げる」

代表幹事 森川 博之
(東京大学 大学院工学系研究科教授)

デジタルの特質は、関わる人やモノの拡大にあります。例えば、サプライチェーンでは、製造、在庫管理、配送、販売、消費など上流から下流まですべてがデジタルでつながることになります。

パイを奪い合うのではなく、全体のパイを広げるという意識でもって、関わるステークホルダーすべてがwin-winとなるエコシステム(生態系)を構築することが、成功につながります。そのためには、関わる人やモノすべてに共感し、つないで巻き込む力が重要です。

多くの人・モノを共感でもって巻き込み、新たなエコシステムを創出し事業創造につなげる動きがスマートレジリエンスネットワークによって加速されることを期待しています。